昨日に名前をあげた大塚信一さん（前岩波書店会長）といえば、山口昌男さんの
ことが頭にうかんできます。どうして、このように大塚さんは、山口さんと絆が
つよいのだろうと思っていましたら、トランスビューの「理想の出版を求めて」を
読んで疑問氷解でありました。
「山口氏は当時、私の卒業した大学助手から、東京外国語大学に移ってしばらくの
頃だったと思う。私は在学中から山口氏に親しくしてもらった。デュルケームの
読書会のチューターを引き受けてもらったりしたが、ときには大学の比較的近くに
ある山口氏の自宅に、他の学生とともに招かれてごちそうになった。」
そうでありましたか、大塚さんはICU（国際基督大学）でしたから、その
ようなつきあいでありましたか。三つ子の魂百までもに通じるようなはなしで
小生は、このみであります。
