旅にでても本屋とブログ

 野暮用で旅にでています。宿泊するホテルにネット接続する端末が
設置してあるので、ブログの更新が可能となりました。
 そこまでしなくともとは思うのですが、旅にでますと文章を書くたく
なるのでした。
 昔にすんでいた街でありますが、その当時とはずいぶんと様変わりして
います。それだけに、むかしから路面でがんばっている店を見つけますと
応援のためにのぞいてしまうのでした。
 いまでは全国的に有名になってしまった書店にたちよりました。 
 評論家としても活躍する店主がいるところにいきましたが、本日は
先代のご主人が店番をしておりました。いまから35年程前には、このかたの
父上がこのところにすわっていたのでした。
 現在の主人は、小生よりもいくつか年長のはずですが、この主人となって
からのほうが付き合いは浅いのでした。ちょうどこのかたが大学を卒業して
数年のときであったと思います。
 興味深い本がたくさんあったのですが、本日は「グループSURE」が
編集した冊子を購入しました。
 茅辺かのうというかたについての冊子でありました。70年代のはじめに
思想の科学」に「階級をえらびなおす」という連載をしていたかたです。
連載中に何回か手にしたことがありましたが、それ以来、「階級をえらぶ」と
いう言葉を、忘れることができません。
インテリ階級から、日雇い労働者となるはなしでありましたが、これって
今読んだら、どのような感想をいだくでしょうか。