週末は本を探そう

 日々更新を行っておりますが、一月ちょっと続けておりますと
題材さがしに苦労するようになっています。帰宅してから夕刊を
みたり、ネットを見たりしてねたさがしをするのですが、仕事
などで煮詰まっていると、さっぱりアイディアがでてきません。
 そのようなときには、あの話題でもと思いますと本を探し出す
余裕がなくて、書き出すことができないのでありました。
そのようなわけで、週末の休みには、自宅のあちこちに散らばって
いる読書エッセイなどを探し出してきて、話のたねを仕込まなくては
いけないと思っているのでした。
 小生の好きな読書エッセイといえば、白上謙一さんの「ほんの話」と
いうのがありませいて、これは元版(昭和出版)と文庫本(教養文庫)の
どちらももっていたのですが、いまは文庫がどっかにあったはずです。
これを文庫にした編集者はとってもえらいと思うのですが、この
文庫を復刊するなんてひとはいないのでしょうか。
山梨大学新聞に連載されたもので、大学生むけの読書案内であますが、
これがよろしいのです。どこがどういいかは、本をみつけてから
紹介をすることにしましょう。
 たしか、この「ほんの話」にも「虚無への供物」について、かなり
早い段階での支持表明があったように思いますが、もともと動物発生学を
専攻である学者による選書というのが、小生のようながちがちの文系者には
新鮮であったのかもしれません。