本日の午前はトレーニングへとでかけ、午後は調べものなどをしてすごし
ておりました。このところすこし寒さが緩んでいるのですが、それでも午前に
外出の時は、風がちょっとあって寒く感じました。
午前の気温はマイナス2度くらい。午後からはすこしプラスに転じで続いて
いた真冬日から抜け出ることになりました。
午後は家人が友人宅へとお茶をしに出かけましたので、居間のテーブルに
資料を開いて調べものに取りかかることにです。調べたことは、打ち込みをし
て文章化するのですが、わかりやすくなっているかとか、くどくはないかとか、
引用ばかりではないかとか、そもそも何がいいたいのかと、自分でつっこみを
いれながら読むことにです。
今のところ指定文字数を大幅に超えていますので、これからばっさりと削ら
なくてはいけません。日曜日くらいには、すこしは形になってくるかな。
夜になって、すこし本を手にすることにです。一昨日に引っ張り出してきた
富岡多恵子さんの文庫本を手にしておりました。
編集グループSUREからでているアンソロジーに収録されている小説は、
この文庫のどこかに入っていないかと思ってチェックをしましたら、「子供芝居」
という作品は「仕かけのある静物」に、「女道楽」は「遠い空」に収録されている
ことがわかりました。
これはありがたいことで、さっそく「女道楽」から読んでみることにです。
この作品は20ページほどの短編ですので、すぐに読めてしまいますが、
わかりやすいかといわれるとうーむでありまして、面白いかといわれると
面白いと答えるような作品。
そもそも「女道楽」というタイトルが意表をついているではないですか。
最近流行りのAIに「女道楽」というタイトルで作文を書きなさいといってみ
たく思いますが、「女道楽」を検索してみましたら、AIは正しく理解をしてい
ました。つまんないの、知らなかったのは当方だけではないですよね。
小説の書き出しです。
「『女道楽』というのは、落語の席の色ものといわれる芸のひとつである
が、近年『女道楽』という言葉を嫌って、『音曲吹寄』とか『三味線吹寄』
とか呼ばれることもある。『吹寄』ともいわれるように、『女道楽』とは、端唄、
小唄、清元、義太夫といろいろな音曲を少しずつ入れまぜておもしろく演ず
る芸で、それを女がするところからその名があった。」
小説は、東京の芸人がなんどか大阪に来ているうちに住み着いて女道
楽の芸人として人気ものになったのが、駆け落ちして東京へと移り住み、
すっぱりと芸人をやめた話となります。
芸人をやめると同時に、大阪を捨てた話でもありまして、短いけれど
富岡さんらしい作品です。
現在も「女道楽」の芸人さんは、大阪にいらっしゃるとのことで、その方
の動画で「女道楽」のさわりを見ることができました

