他と比べると涼しいが

 このところ北海道も含めて大きなマチは軒並み猛暑に見舞われているようで、

このような時に最高気温が30度に届かない当地は、涼しさを声を大にして言い

たいところです。

 とはいっても、本日の最高気温は28度で、最低はいまのところ26度ですの

で、湿度が高いこともあって、扇風機だけで過ごしていますと、動かなくても

汗がでることになりです。

 本日は日中にすこしトレーニングに行ったり、戻ってからは夕方になってから

すこし庭仕事をしたこともありまして、その都度にどっと汗をかくことになり、

シャワーをすることになりです。

 雨がほとんどないこともあって、芝生の状態も悪く、その他の植物もよろしく

ありません。このマチは水不足にはなっていないので、すこし芝生や庭の植物に

散水をすることにしました。そろそろ気温が下がって、雨がほしいことです。

 この暑さのために、自宅ではあまり本を読むことができないことです。図書館

から借りている本や、積まれている本、それに新たに購入した本など読む候補の

本はたくさんあるのですが、なかなか手にするにはいたりません。

 先日に行きつけの本屋へと立ち寄りまして、今月の中公文庫新刊を確保してき

ました。

 解説によりますと、「本の神話学」が本の形になるのは4回目だそうです。

あれっ一回は買っていないなと思いましたら、岩波現代文庫に入っていました

か。この本は、元々が「中央公論」に連載されたものでありまして、その当時

に話題となって、当方は単行本になるや、すぐに購入したのでありました。

のちに岩波の「へるめす」を仕切った山口さんでありますが、よく知られるよう

になったのは平凡社の「現代人の思想」の「未開と文明」を編集したことで、

この解説が話題になりました。その頃にこれが連載されていたのでした。

 今回は増補ということで三本が追加されています。これは「ラビリンス」に

収録のもののようで、追加の文章への注のところには「ラビリンス」編集者の

川村伸秀さんの注記によるとありました。

 これの解説は山本貴光さんでありまして、当方は「本の雑誌」の連載で名前を

知るのみでありますが、先日の「本の雑誌」の特集「平凡社」の対談における

コメントに続いて、ここでも山本さんが登場することに驚きです。

これまでであれば、どなたが担当したのでありましょうね。そうした人が姿を

消したりで、そのかわりに(坪内さんなどを想定です。)山本貴光さんが浮上

してきたということでしょうね。