福島には行けてないが

 2011年3月11日は東北震災の日でありました。

 それから12年となります。当方の住むところでも強い揺れを感じたので

ありますが、東北とくらべると被害は軽微で済みました。それよりも三陸

中心とする津波と、そのあとに起こった発電所の爆発には驚愕したものです。

 国の言うことなどを聞いて協力をしたら、碌なことにはならないぞと、その

時に思った人も多かったでありましょう。それからしばらくして、時の首相は

オリンピックを招致する演説で、福島の原発はアンダーコントロールと発言し

たのでありますね。

 時の首相は、自分のためか国のことを思ってか、事実と反することをいけ

しやあしゃあという人でありましたが、それはないだろうよと思った人もいた

のですよね。

 そのあとには、これまたとんでもないことを発言することで有名な日本の指

導者の一人が、原発事故で亡くなった人はいないと言って、これにも驚きまし

たです。

 それこそ、その昔に「東京に原発を」という本がありましたが、地方に住ん

でおりますと、これに強く共感することであります。 

 本日は土曜日で、午前は自宅におりましたが、家人がTV番組のなかでひいきの

宮本浩次さんの曲が流れるようだと、その予告番組を見て気づき、ちょっと番組

を見てみるよとチャンネルをあわせました。

 NHKの番組でありましたが震災後に毎年東北を訪れて番組を作っている篠山

ジュニアが担当するものですが、番組冒頭で宮本さんの曲が流れ、ジュニアが

自転車で移動するバックでかなり長く使われることになりました。

 篠山ジュニアは、この曲は、東北を訪問するときの自分の気持ちを歌っている

と語っていたのであります。

   ああ 夜明けはやってくる 悲しみの向こうに
   ああ わたしも出掛けよう わたしの好きな町へ
   会いにゆこう わたしの好きな人に


www.youtube.com