返して借りる

 本日は図書館へと行くことになりです。5冊くらいしか借りていないのですが、

超弩級の高山本が入っているせいもあって、袋はずっしりと重たいことです。

高山本は、まったく読めていないのですが、任意のページをのぞきますと、興味

深いことが書いてあるので、しばらくはずっと借り換えを続けることにしまよう。

だれかおっかけリーチのように、借りたいという人がいるまで手元にです。

 絲山さんの「まっとうな人生」は、そのうち読み返そうと思っていますが、一度

返却することにです。文庫になったら買うか、それともどこかで安く販売されてい

たら買ってしまおうかなと思っています。

 昨日まで手にしていた「戦争記念碑は物語る」は、また借りることになりです。

8月の読書として、これはとてもふさわしいものですし、現在に通じるものが

ありです。

 新たに借りたのは、すこし前にでた辻原登さんの新作です。

 辻原さんの作品は、できるだけ読むようにしていますが、その昔のような長編

小説はなくなってきて、ノワールであったり、エロティックであったりで、仕掛け

を通じて、時代を描くようなものになっているようです。

 今回の作品の主人公は、ラブドールと暮らす男というのですから、どういうこと

になるのでありましょう。

 ということで、これからの二週間は、借りたこのようなラインナップのものを

手にしながら、それに最近購入した文庫本などをまぜての読書生活となっていく

ことであります。

 新刊で気になるものがあったりするのですが、新聞広告で目にしても、まるで

現物を見かけることはなしでありまして、これだけはいかんともしないことであ

ります。