いつに読むことができるのか

 そういえば連休期間中にブックオフはセールをやっていて、それにいって

何冊か購入したのでありました。ひどく読書のペースが遅いところにもって、

図書館から借りたり、いつまでかかるかわからないプルーストに手をだしたり

しているのですから、とってもブックオフで買ったものの割り込む余地はない

のでありますが、それでもブックオフは、大人の駄菓子屋でありまして、ここ

でワンコインで何冊か購入し、読書生活に刺激を与えるのですね。

 そのかいがあるのかないのかですが、購入した本が積まれるのを見て、これ

は読まなくてはとすこしは気合がはいることです。

今回は連休の旅行に持っていこうかなと思ったものもあったのですが、結局は

おかれていくことになりました。ということで、連休のブックオフで買った本

であります。

 佐藤春夫さんの文庫がでていたのは知りませんでした。これには「蝗の大旅

行」が収録されていて、この作品は読んだ記憶があります。(忘れていますが)

 旅に持参する本としては、このものなどは向いているように思いますが、

短い作品は10ページくらいでありますので、それくらいは読んでしまわなくて

はです。 

 これはすぐには手が出ないのですが、いつかは読むぞ皆川博子さんの作品で

す。とにかく作品数が多く、しかも作品が海外を舞台にしているものですから、

読むためには、すこし時間が必要になるようです。皆川さんの作品はいくつか

確保してあるのですが、さていつに読めるのかなです。

 さるやんごとなきひとが、退隠後はミステリ小説もありますといわれていま

したが、当方もそういう日がくるのを楽しみに待つことにです。