北海道の恩人に敬意を

 本日の午前は松阪におりました。由緒ある町松阪でありますが、平成の合併で

近くの町を合併したことにより、北海道とも関係が深くなりました。北海道人に

とって、松阪といいましたら本居宣長ではなく、松浦武四郎でありますよ。

 そういうことで、本日は伊勢中川から松浦武四郎の誕生地と記念館を駆け足で

訪れることにしました。

松浦武四郎誕生地

 伊勢街道に面した庄屋のお家であります。写真の建物は明治のものであるよう

ですが、奥のほうには江戸時代の建物も保存されていて、雰囲気はとてもよろし

い。

 こちらの施設は保存会のみなさんが管理と案内をしてくださいまして、地元で

はあまり名前は残っていないけども、北海道関係では超VIPですとの話でした。

 当方は北海道からですとお話をしましたら、懇切丁寧に説明をいただきました。

松浦武四郎は北海道の名付け親でありますし、なによりも貴重な記録と地名を残し

てくれたことで恩人の一人でもあるのですよ。

 この地域には、学校とかの敷地にえぞ山桜が植樹されていて、いまでは立派な

花をつけているということです。

小野江小学校のえぞ山桜

 小学校をめぐる塀には武四郎ゆかりの絵が描かれていました。郷土の学習の成果

でありましょう。

小学校の塀

 この場所を抜けて記念館へといくのでありますが、記念館の前に誕生地を見物

して大正解でありました。

記念館

 残念なのは最寄り駅からのアクセスがよくないことでありまして、車でなくて

は、タクシーを利用するしかないのですが、それでも道産子は来る価値がありま

すですよ。