昨日は久しぶりに大きな街にでたので、ライブの前には急ぎ足で書店と文具屋
をまわってきました。コロナになってからはこの街にくることができずで、たぶん
訪れるのは二年ぶりくらいのことです。
先日に文具屋からはがきが届きまして、そこには当方の利用ポイントが、直近
二年ほどまったくないので、消滅しますよと書かれていました。たいしたたまって
いるわけではないものの、すこしでありましてもポイントが消滅すると、なんか損
したような気分になるので、これはなんとしても救わなくてはです。
結局文具屋では、来年に使用する手帳リフィール(見開き二週間)が入荷していま
したので、これを購入することにです。この店に行くことができなかった頃は、や
むなく通販大手サイトから購入していたのですが、すこしは日常が戻ってきたかな
です。
そして本屋です。時間が限られているので売れ筋の本ではスルーして、あまり目
にすることのない本を見て回ることになりです。へえーこんな本がでているのかと
いうものもあったようですが、それらはまた次に来たときに、ゆっくりとチェック
することにして、たぶん、北海道ではここくらいしか並んでいないだろう岩波文庫
の2021年一括重版の一冊を買うことにです。
この本屋でも一セットしか入らないであろう一括重版ですので、それが買われて
いましたら空振りとなるのですが、ラッキーなことにこれが残っていました。
この文庫本は2009年にでたものですが、そのときはまったく関心のないもので
したが、ぐんま様のおすすめで芳賀徹さんの著作などを図書館から借りてみて、
それで栗本鋤雲のことなどを知り、それであれば栗本鋤雲では岩波文庫が入手しや
すいと教えられたものです。
ちょうどタイミングよろしで、今年7月に一括重版にはいりました(これは現在
NHKでやっている大河ドラマのおかげでもあるのかな)ことから、書店で入手で
きるようになりました。
まずは編者の手による解説を読んでみることにいたしましょう。
もう一冊は森まゆみさんが編集した「伊藤野枝集」でありました。
明治の非常識女性といえば、なんといってもの「伊藤野枝」でありまして、現代
においても、伊藤野枝のフォロワーたちは、世間からバッシングを受けているわ
けですが、伊藤野枝が殺されたのは28歳でありました。