昨日の夜遅くに動画サイトを見ていましたら、いつもレアな動画をアップし
ている人のところに、へえーこんなのがあったのかという動画があがっていま
した。こちらの方は、著作権者に無断でアップする常習者らしく、動画サイト
の管理者から警告を受けたり、資格停止になったりしているようなので、これ
はアップされているうちにまた見なくてはと思ったのですね。
そんなわけで、今朝になってからもう一回見ておきましょうと、その動画を
探してみましたら、これが見当たらずでありました。あらまどうしたかと、
当方のPCに残っている履歴からアクセスをしてみましたら、そのアドレスは
存在しないと戻ってきました。
なんと、昨日見た時にはあったのに、それから十時間も立たずに姿を消した
のでありますか。著作権者に無断でネットに上げたら犯罪ですと言われること
ですが、こういう権利を無視したものを楽しんではいけないですね。
ほんとレアな動画には一期一会のようなものもあるということがわかりまし
た。
本の世界にもその昔は著作権者に無断で出版する海賊版と呼ばれるものがあ
りましたですね。いろいろとあって出版できないものを、作者に無断でだして
しまうもので、その作品は初出の雑誌をのぞくと、その地下出版物でしか読む
ことができないということが続いていました。
あとは、海外の医学書などリプリント版というような言い方で、海賊モノが
出回っていました。その昔の海外からの医学書というのは、めちゃくちゃ高額
でしたので、それを必要とする医学生には手が出ないものでしたので、そこに
目をつけてセールスが行われていました。1ドルが360円時代で、洋書の値
段が、もとの国の定価の何倍もしていた頃のことです。
それとくらべると、この時代はありがたい。最近に入手した翻訳書でありま
すが、これを英語のペーパーバックで購入するとしたら、ずっと安いのであり
ますよ。まあ問題は英語では読むことができないということでありますが。