台風に敗けず

 本日は西日本に大型の台風が接近、上陸ということで、朝から台風情報一色「

となりました。当方にとっての最大の関心事は、この台風で大阪から北海道へと

向かう飛行機便が欠航となるかどうかでしたが、台風がちょっと西にずれてくれ

たおかげで、無事に到着であります。(台風の直撃を受けたところにお住まいの

方々には申し訳ないことでありますが。)

 お土産は、ご近所の和菓子屋さんの詰め合わせと買ってきてとお願いをして

いた本であります。本は当地ではちょっと手にすることができないものでした。 

回想の伊達得夫

回想の伊達得夫

 

 当方が本を買うようになった時には、とっくに伊達得夫さんは亡くなっていた

わけですから、「ユリイカ」を意識するようになったのはエディター叢書の一冊と

してでた「詩人たち」を読んでのことでした。これを読んだ時には、すでに昭森社

とか思潮社は知っていましたので、そのながれでユリイカのことは知っていたは

ずです。

 これまでに、長谷川郁夫さんの「われ発見せり」とか「書肆ユリイカの本」などを

確保していますので、これは買わないわけにはいかないのです。 

書肆ユリイカの本

書肆ユリイカの本

 

 

詩人たちユリイカ抄 (平凡社ライブラリー (558))

詩人たちユリイカ抄 (平凡社ライブラリー (558))

 

 中村稔さんが、どのような切り口で伊達得夫さんのことを書くのか興味ある

ことです。弁護士で詩人というのは、日本では珍しい存在と思って検索をかけて

みましたら、他にもヒットする方がいたのですが、こちらは詩人弁護士とあった

ものの、名前が詩人(うたひと)というのだそうです。

 今回の本をぱらぱらと見ていましたら、「私の昭和史」戦後編や「私が出会っ

た人々」からの引用などもありまして、これらも読んでみなくてはと思いました

です。