選挙よりも吉本か

 昨夜は、早々にやすんだこともあって、選挙の詳細な結果は朝起きてから

知ることになりですが、その傾向は昨夜にニュースの通りでありました。

もうすこしあちこちで波乱があってもよかったのにですが、安定が一番で

ありますか。

 波乱が見られたのは、吉本の騒動のほうであったようで、こちらは皆さん

波乱を楽しんでいるのですね。政治は安定を三面記事は波乱をであります

かな。

 本日はお昼から野暮用で外出をして、それにあわせてブックオフに立ち

寄ることとなりました。もちろん予算はワンコインとなります。本日はきっちり

と税抜きでワンコインです。これが予想外の収穫。これは出版業界は大変

であるなと痛感することに。

 新刊時の定価の高い順に紹介であります。 

 なんとこれは珍しい。ブックオフ藤原書店の本がならぶこと自体が珍しいし、

そのなかでも鶴見令姉の「対話まんだら」、しかもお相手は石牟礼道子さんで

あります。鶴見さんは1918年生まれ、石牟礼さんは1927年となり、対談は

2000年ころに行われたものでしょうか。

 どちらも大きな存在の人でありますが、彼女たちへ近づくための一冊になる

かな。

一個 秋その他 (講談社文芸文庫)

一個 秋その他 (講談社文芸文庫)

 

  入手したのは、もちろん文庫本でありましてKindle版ではありません。

文芸文庫のものが安くならんでいたら、文句なしで購入であります。本日は

永井龍男でありますからして、いうことなしです。この文庫にはずっと気に

なっていた「青梅雨」という作品もあって、これはうれしいな。

 その昔に新聞の読書欄でこの作品が取り上げられていて、そこには「青梅

雨」は、おうめに雨ではないですよと書かれていたのを記憶しています。 

るきさん (ちくま文庫)

るきさん (ちくま文庫)

 

  高野文子さんは、コミックスをあまり読まない当方にとっても親しい作家さんで

あります。このところ、何年かに一作発表されるものを購入しています。

どういうわけか、この作品は読んでもいない、買ってもいないのですが、あとがきを

見たら氷室冴子さんであったので、これも読んでみたくなり購入となりです。

第二阿房列車 (新潮文庫)

第二阿房列車 (新潮文庫)

 

  旧かなでないのはいかがかなんて思いながらも、活字が大きくなって、

ゆったりと本文が組まれている文庫はありがたくなっています。

新潮文庫ですが、カバーの写真とレイアウトがとても気に入っていて、この

値段であれば買わないわけにはいかない。

 ということで、本日の収穫でありました。