花にあらしの

 昨日は夕方から雨になりました。一時期はかなり降りが強くなり、そのうち

風もでてきました。雨だけであればまだしも、それに風がつきますと、花には

最悪の状況です。さすがに昨晩は雨のなか庭の見回りにいくこともなしで、

起きてからのお楽しみ(?)としました。

 今朝に見回りに行きましたら、花がたくさんついている背の高いバラほど

悲惨な状態となっていました。数年前の台風の時には、背の高いバラが

ばったりと倒れていて、それは大変なことになっていたのですが、その時に

支えを補強したこともあって、地面に倒れてしまうことはなかったものの、

花とはっぱに水滴がたくさんついて、それを振り落として軽くするのに一苦労

でありました。

 こういう時には、小さなバラが扱いよろしですが、写真のものは一昨年に

挿し木をしたシャーロット・オースチンで、はじめての花をつけたものです。

小さな木ですから、花は咲かせないほうがよろしですが、やっぱり花を楽しみ

たいものです。早々に花を落として花瓶にさして楽しむことにしましょう。

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 本日は久しぶりに自宅から遠くのほうにあるブックオフに足を運びました。

さて、予算はワンコインでどのような収穫があるかなと思っていましたが、あれ

この本がそんなところにあるのかと思い、手にしましたら、なんとワンコインで

二冊を購入することができました。

失われた時を求めて(1) 第1篇 スワン家の方へ 1

失われた時を求めて(1) 第1篇 スワン家の方へ 1

 

 

失われた時を求めて(2) 第1篇 スワン家の方へ 2

失われた時を求めて(2) 第1篇 スワン家の方へ 2

 

  プルースト井上究一郎訳で揃えた(文学全集版と文庫)のですが、やっと

「スワン家の方へ」を読めたかなでありまして、それ以降は手がつかずです。

読んだのはあの三段組の文学全集ですから、よくそこまででも読んだことだわ。

最近は岩波文庫版が刊行中で、これは知人がとってもいいよと言われている

のですが、文庫で9冊くらいまでは買っているのですが、いまだ読むことができ

ていないこと。

 井上訳と岩波文庫 吉川訳の間に鈴木道彦さんが訳した集英社版があり

ました。鈴木訳とこのように出会ったのも何かの縁と購入することになりです。

60代のうちに読んでおかなくては読めないであろうと思っていて、とにかくどの

訳がなじむか、この本も手にしてみることにしましょう。文庫とは違って、判型が

大きいので、それはありがたい。