本日もお天気に

 京都二日目であります。この旅行中は気温があがりまして、北国で暮らす

当方には、真夏以上の気温となっています。さすがに日陰に入りまして、

風が吹きましたら、涼しくなるのですが。地元の人たちも暑いというので

ありますから、こちらは暑いというのに遠慮はいりませんです。

 午前は北山にあります府立植物園で過ごすことになりましたが、屋外彫刻

展とか手作り市なども開催されていて、いつもながら楽しめることでありま

した。本日は空気が澄んでいることもあって比叡山がよく見えました。

f:id:vzf12576:20181008115336j:plain

 午後になってすこし涼しくなってから、足をのばして一乗寺の本屋までいってきま

した。新刊を中心にチェックしたのでありますが、気になっていた四冊のうち二冊を

見つけて購入することができました。荷物になるのにと、白い眼で見られるのですが、

まあ自分のリュックにいれて持つのでありますからして、勘弁してくださいです。

古本的思考: 講演敗者学

古本的思考: 講演敗者学

 

  山口昌男さんの影武者のような編集者 川村伸秀さんによる一冊。山口昌男さんの

ものは、ほとんど買いでありますが、これは数日前に友人から荻窪へといって太田黒

邸で、スタインウェーのピアノを見たと連絡をもらったこととシンクロで、巻頭に

太田黒父子の写真がありました。

家(チベ)の歴史を書く (単行本)

家(チベ)の歴史を書く (単行本)

 

  若い女性の研究者による一般向けの著作。巻末の参考文献の区分には、

 社会調査・オーラルヒストリーについて、在日コリアンについて、済州島4・3

事件についてとあって、いずれも当方の関心領域であります。

 北海道にいますと済州島は遠いところの話ですが、大阪にいますと済州島は、

北海道よりも近いところにあるように感じます。