借りてきた本

 本日は図書館から本を借りてきました。これは気になっていた本ですが、運良く図
書館に入っていましたので、読み通すことはできないかなとも思いながら、借りるこ
とにしました。
 図書館ヘビーユーザーの友人にいわせると、借りる人がいなければ、その流れの本
は選書されない可能性が高くなるので、とにかく借りることが大事とのことでした。
読める読めないではありませんです。手にとって、ちょっとでも関心がわいたら、そ
の本は借りることにいたしましょうぞ。
 ということで、本日借りたのは、次の本。

( 昨日に引き続きAmazonへのリンクをはることができません。どうかしたかな。)
 大阪文学学校の校長先生である細見和之さんの近刊。
細見さんの書くテーマは関心のあるものが多いのですが、なかなか難しく書かれてい
て、読むのにけっこう苦労したりです。専門がドイツ思想でありますから、これは
しょうがないか。 「『投壜通信』の詩人たち」を借りたのを機に、だいぶん前に購入してほっておいた
「ポップミュージックで社会科」をひっぱりだしてきました。なんと、このふたつは
「イツハク・カツェネルソン」という詩人でつながっていることがわかりました。
これは「ポップミュージックで社会科」で予習をしてから、「『投壜通信』の詩人たち」
を読むのがいいかな。
 「イツハク・カツェネルソン」という詩人は、イディシュ語で詩だけでなく、小説や
戯曲なども書いていたとのことで、そうなると岩波文庫「世界イディッシュ短篇選」に
も収録されているのではと目次を見てみましたが、これはなしで残念でありました。
 まずは、この人について書かれている章をのぞいてみることにいたしましょう。