新刊をならべている本屋に、前回いったのは今月10日でありましたので、そろ
そろ二週間となります。新聞の広告はチェックしているのですが、行きつけの本屋に
はどのような本がはいっているかな。
最近の新聞広告で目についた本といえば、次のものがありました。
堀田善衞を読む: 世界を知り抜くための羅針盤 (集英社新書)
- 作者: 池澤夏樹,吉岡忍,鹿島茂,大高保二郎,宮崎駿,高志の国文学館
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/10/17
- メディア: 新書
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堀田善衛さんについて、このような本がでるのはジブリ宮崎さんの後押しがある
からですね。今回の新書にも大きな帯がまかれていて、それには堀田さんの写真と
宮崎駿さんの推薦文がついていました。
堀田さんと同時代で活躍した作家さんのなかで、このように光があたるというの
は、ジブリのおかげでもあるでしょう。もう15年ほども前のことになりますが、
ジブリと関わりの深い徳間書店から「路上の人」ほか二冊が、復刊されて驚いた
ことがありました。
今回の新書は、堀田さんとつながりの深い集英社でありまして、一時期集英社
文庫にはずいぶんと堀田さんの本が入っていました。それにちくま文庫にもであり
ますが、今はどのくらいが生きているのでありましょう。
今月には、堀田さんの娘さんが書いた「ただの文士」という本が刊行となりまし
た。これはどうしたことか、岩波書店からであります。
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 文学 > その他
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 2,052円
検索をしてみたら、なんのことはなし今年は堀田善衛さんの生誕百年でありま
した。それじゃ、同年生まれの作家にどなたがいるのかと思ったら、福永武彦、
小沼丹がそうであるとのこと。
このお二人についても、今年は生誕百年キャンペーンはあるのでしょうか。