人ごとではないか

 このところ近所に住む母のお友達の老婦人のところに足を運んでいます。そろそろ
身辺整理をしなくてはと相談を受けるのですが、その昔に購入したミニコンポとか
居間の作り付けの棚にならんでいる文学全集などであります。
ニコンポは音がでればもらってくれる人はいるかもしれぬが、文学全集は、これで
ありましたら持ち込んでも引き取ってもらうのは難しいなんてことをいって、次の日
曜にある町内の廃品回収にだすということになりました。土曜日にお邪魔して、ひも
でくくらなくてはいけません。
 他人のことでありましたら、このように思い切って処分ができるのでありますが、
自分のこととなりますと、まるで決断ができぬことであります。本の処分は、自分の
代でやっておいてよといわれているのですが、本を増やすなんて論外でありますね。
 ここ何日かは、野暮用続きでありまして、本はつまみ読みとなっています。すこし
でも読みやすいものをということで、ミステリに手をのばしました。先日にブック
オフで購入した「フロスト警部」ものをと思いましたが、そういえば、これの前に
購入した「フロスト警部」シリーズが未読であるので、まずはそれをやっつけなくて
ということで、ダンボールの中から「フロスト気質」を取り出してきました。

フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)

フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)

 この週末までは、とりあえずこの作品にしぼって読んでみようかなですが、どこま
で読みすすめることができるでしょうか。