到着 川崎彰彦傑作撰

 発行元に注文をしておりました「川崎彰彦傑作撰」が届きました。
 本当に刊行委員会の皆様のお仕事に感謝であります。400ページで2千円ということ
は承知していましたが、手にしてみてあらためて、その安さに驚きました。
 もともとが300部限定の出版物ですから、あっというまに姿を消してしまう可能性が
大でありますので、再度、この本についての宣伝をしておきましょう。

川崎彰彦傑作撰」(4月9日発行) 限定300部、定価2000円(税込)

 第一部 遺言編は川崎さんが指定した5作品
     ミケランジェロと雲雀、
     高畑、
     夏フォークロア
     野施餓鬼、
     東西屋
 第二部 傑作撰 
     1 少年〜大学時代 
       湖東三部作(河鹿、どぶろくの詩、兎)、
       あんとろぎお、「凍河」ムッシウ・タムタム
     2 記者として 
       函館幻燈記、細粒に身を浮かべていたころ 
     3 大阪文校と酒 
       十二年の軌跡、「西にも青山あり」関西酒場ある記 
     4 同人誌の達人 
       座の精神、同人雑誌と私、
      「燃える河馬」始末、春寒記、僕の中の戦争責任など  
 略年譜、跋文(五木寛之
 申し込み先 中山   」
 版元がこの「傑作撰」の価格を抑えているのは、これを入り口にして川崎彰彦さん
の作品が新しい読者を確保することを願ってのことであります。
 川崎さんの作品といえば編集工房ノアでありまして、そのなかから一冊といえば、次の
ものでしょう。

夜がらすの記 (1984年)

夜がらすの記 (1984年)