本日は大阪から奈良へと移動です。
東大寺 二月堂では、修二会をやっておりまして、本日もおたいまつが行われます。
ということで、それの見物へと行くことにしました。いまから四〇年以上も前のことに
なりますが、学生の時に一度足を運んだことがありました。
このときはちょうどお水取りの日でしたが、行事のことは、ほとんど忘れておりまし
て、寒かったことだけが、印象に残っております。その時に同行した従兄弟に確認を
したところ、お水取りとおたいまつの両方を見てから、引き上げたとのことです。当時
は、ほとん関心がなかったのでしょう。
本日は、この行事に詳しい方にアドバイスをいただき、早々に境内へと足を運びました。
二月堂に着きましたのは、夕方5時半を過ぎたころ。
6時を過ぎると火の粉がかかってくる場所には、入ることが出来ないといわれていまし
た。なるほど、その通りでありまして、6時を過ぎたら囲いをしている中には入ることは
できませんでした。
それから待つこと1時間余、やっと境内の灯りがすべて消えて、おたいまつの登場です。
おたいまつは、もともと練行衆の足もとを照らすためのものであったとのことですが、
今では、すっかりこちらがメインのイベントのごとしです。
おたいまつは20分ほどで終了し、このあと夜を徹しての勤行がつづきます。こちらへも
足を運んでみましたが、お経だけでなく、うごきとかもあって、たいへん興味深いもの
でした。
