東京に三日間いて、本屋には一度も足を運ぶことができませんでした。
こんなことははじめてでありますが、どんどん本との縁が薄くなっているかなと思う
ことであります。ブックオフには一度だけ30分ほど立ち寄りました。108円でなにか
あればと気合いをいれて棚をみなのでありましたが、これは空振りにおわりました。
そんなわけで、今回の旅行では旅先で購入した本がないということになりました。
昨日に映画をみたあと、ショッピングモールにはいっている本屋へといってみまし
た。ここの棚をさらっと見たのですが、手にしたのは、次のような本でした。
- 作者: 四方田犬彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: 単行本
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次はこれです。
- 作者: 古沢和宏
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: 文庫
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手にしただけで、購入はせずでした。そう思っていましたら、本日に届いた「ちくま」
7月号に豊崎由美さんが、「『同志よ!』と声をかけたくなる」という文章を寄せて、
この文庫本を推薦しています。この文章を読みましたら、気持ちが動きました。
なんとも意志の弱いことであります。
これらを買わずで、何か買ったのかといえば、この新刊でありました。
- 作者: 野呂邦暢
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/06/19
- メディア: 文庫
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ここまできるのですが、まさかこれが文庫サイズで刊行されるとは思ってもみません
でした。