昨日買った本 

 東京に三日間いて、本屋には一度も足を運ぶことができませんでした。
こんなことははじめてでありますが、どんどん本との縁が薄くなっているかなと思う
ことであります。ブックオフには一度だけ30分ほど立ち寄りました。108円でなにか
あればと気合いをいれて棚をみなのでありましたが、これは空振りにおわりました。
 そんなわけで、今回の旅行では旅先で購入した本がないということになりました。
 昨日に映画をみたあと、ショッピングモールにはいっている本屋へといってみまし
た。ここの棚をさらっと見たのですが、手にしたのは、次のような本でした。

犬たちの肖像

犬たちの肖像

 なかをぱらぱらと見て、これはあった場所へと戻しました。
 次はこれです。 このような本は、興味がありすぎるので買わないようにしようと思って、昨日は
手にしただけで、購入はせずでした。そう思っていましたら、本日に届いた「ちくま」
7月号に豊崎由美さんが、「『同志よ!』と声をかけたくなる」という文章を寄せて、
この文庫本を推薦しています。この文章を読みましたら、気持ちが動きました。
なんとも意志の弱いことであります。
 これらを買わずで、何か買ったのかといえば、この新刊でありました。 その昔に、これの新版というのを確保してありました。まったく読むこともなしで、
ここまできるのですが、まさかこれが文庫サイズで刊行されるとは思ってもみません
でした。