中野書店でユリイカ刊行本といえば、伊達得夫さんの「詩人たち」の元版が販売され
ていました。あれは63,000円だったように思いますが、これは売れたのか、それとも
そのままの値段での販売ということなのでしょうか、今回の半額セール目録にはみあた
りませんでした。半額でも相当な高額本でありまして、当方は手が出ないこと。
12,318冊もあれば、いろいろとほしいものがありです。いつもであれば手がでない
ものでも、半額であればえいやっと買うことはできないかと思って、目録に見入って
しまいます。
注文を入れることはできなかったけど食指が伸びたものです。
・ 季刊 銀花 129冊 52,500円
半額であれば、一冊あたりいくらになりますでしょう。当方が最近にバラで購入し
たものよりも安いけど、すでに持っているものと重複していますし、これは断念。
・ 小出楢重絵日記 求龍堂 限定300 三冊紙帙二重函付 昭和43 15,750円
これなどは、かなり考えてしまいますね。どのような絵日記となっているので
しょうか。
・ ザボンの花 庄野潤三 近代生活社 初版 カバー帯付 昭和31年 10,500円
庄野さんの代表作です。 当方は、福武文庫版をもっていますが、これが元版。
庄野潤三ファン必携の一冊です。
・ ある晩年 辻邦生 吾八プレス 限定300 函付 天金 ペン署名入 8,400円
湯川書房の限定本であれば、買うのになと思います。
・ 塚本邦雄の本(多数あり)
書肆季節社と湯川書房の本がでているのですが、当方にとっては豚に真珠でありま
して、これは手をださないほうがよろしです。
ということで、見送ったものを列記でありますが、わずか一冊ではあるものの、
注文をだして無事に入手することができました。これはよかった。