本日もブックオフへ

 そういえば、先月に揃ってならんでいた萩原延壽さんの「遠い崖」全14巻は、その
後どうなっていたのだろう。先月に見た時には、最終巻となる14巻のみを購入して、
あとは追々に買っていってやりましょうと思っていたのですが、先日にいった時に棚の
前を通った時には、「遠い崖」に眼がいかなかったのであります。
 というわけで、本日のお休みの日に、あらためて行きつけのブックオフへといって、
朝日文庫「遠い崖」がどのような状態になっているか確認にでかけたのです。
結論からいいますと、先日に書架の前にたった時、気がつかなかたのは、「遠い崖」が
ほとんど売れてしまっていたからでありました。先月に全14巻が揃っていた時に、当方
は、「総索引付き」というのに惹かれて最終巻をまず確保してしまいました。それから
どのような人がこの「遠い崖」を購入されたのか、残っていたのは1、8、13、という
三冊でした。第1巻が残っているというのは、最初の数冊は買ったが、あとが続かない
という当方と同じ人がいるからでありましょう。
 今回、あらためてブックオフにチェックにいくに先だって、この「遠い崖」シリーズ
がアマゾン中古ではどんな具合になっているのかを確認していったのですが、「遠い崖」
の文庫本は、すべてどこかのお店で販売されていて、各巻の最安値は1円で最高値は
378円でありました。安いこれなら、アマゾン中古でそろえようというところをぐっと
踏みとどまって、本日はブックオフでの購入です。店頭で本を確認して購入するという
楽しみを失いたくはありませんのでね。とはいうものの、ブックオフに客がすくない
のが気になることです。
 本日は手当たり次第に本を手にしてページを開いていたのですが、結局のところ一番
ページを稼いだのは、「遠い崖」14巻であるようです。なにも頭から読んでいかなく
てはいけないということはないのではと思うと、気分が楽になります。
14巻の最初の章は、「朝鮮視察」ということで、サトウが済州島へと出張することが
描かれています。
 この時代の李王朝鮮は、鎖国をしていたということを初めて知りました。

離日 遠い崖14 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 は 29-14)

離日 遠い崖14 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 は 29-14)