年の初めの 4

 先日に購入した「本ができるまで」(岩波ジュニア新書)を見て、印刷博物館という
のがあることを初めて知りました。これまでもどこかで見たことがあったのかもしれま
せんが、記憶に残っていませんでした。
 この本の第一部は「印刷博物感を訪ねて」と副題がついているのですから、この本の
書き出しは印刷博物館が登場しますし、読み終わってさらに関心がわいたら印刷博物館
いってみましょうとなります。
 この本の書き出しです。
「東京都文京区にある印刷博物館粟津潔館長)には、印刷に関わるさまざまなものが
展示されています。印刷博物館の展示品のなかから、今回は私たちが日常的に接してい
る本の歴史に関わるものを中心に、『よりきれいに、早く、大量に』作ることを目指して
印刷の歴史をたどります。」
 この本が書かれた時の館長は、デザイナーの粟津潔さんであったのですね。この館の
ホームページを見てみましたら、今の館長は西洋史家 樺山紘一さんとあります。
http://www.printing-museum.org/
 印刷会社の凸版が2000年に百周年記念事業として開設したのだそうです。これまで
この施設のことを知らなかったのが不思議でありますが、これを知ったのはジュニア新書
のおかげであります。今年はなんとかいってみることにいたしましょうぞ。