平凡社つながり 35

 平凡社つながりは、林達夫さんにはじまって山口昌男さんで終わるということに
なるのですが、ほとんど無駄話の連続でありました。小林祥一郎さんの著書がきっかけ
であったのですが、小林さんが新宿書房の「百人社通信」によせているコラムは、
6月中に4本を数えました。「死ぬまで編集者気分」は、執筆中にパソコンを壊してしま
いデータをだめにして、また書き直したとありますが、「百人社通信」に連載していれ
ば、データは別なところにも保存となりましょうから、データが消えてしまうなんて
ことにはならないですね。
http://www.shinjuku-shobo.co.jp/column/data/Kobayashi/004.html
 平凡社新書「学問の春」には、山口昌男さんのスケッチがいくつか掲載されています。
「少年時代は漫画家を志した山口昌男」といわれていますので、スケッチの腕前は相当の
もので、その片鱗は「踊る大地球」で見ることができます。
[rakuten:booxstore:10460590:detail]
 「学問の春」の最終ページには「丸善店頭で『ホモ・ルーデンス』を手に取る自画像」
(2006)というのが掲載されていますが、これは「グラヌール」第6号からの転載であ
るとのことです。
「グラヌール」とはなんぞやですが、これは石塚純一さんが札幌時代に刊行をしていた
冊子でありました。当方は、知人からいただき何号か眼にすることができましたが、
刺激的な内容のものでした。

 「グラヌール」 発行 石塚出版局 定価 400円とあります。