当方にとっての「中村とうようを思い起こさせる一枚」であるニルソンの
「ハリー・ニルソンの肖像」で検索をしてみましたら、レコードのライナーノートは、
中村とうようさんによるものとありました。本日は、このレコードを引っ張りだして
きて読んでみようかと思い、レコードをいれている昔の段ボール製みかん箱をあさろう
としたのですが、上にいろいろと物がのっていて、レコードまでたどりつくことができ
ずでありました。これはまたやってみることにいたしましょう。
今回の極私的 中村とうよう追悼については、「ニュー・ミュージック・マガジン」
とか、とうようさんの著作を傍らにおかずにと、不精をきめこんでいたのですが、
やっているうちに、すこしはまりそうで、これはいかんことです。
CDの「ハリー・ニルソンの肖像」がありましたので、これのライナーを見てみたので
すが、こちらは「小倉エージ」さんによるものでした。このアルバムは、何回もCD化
されていると思うのですが、かってのレコードに寄せた「とうようさんのライナー」は
使われたことがあるのでしょうか。
ここ30年近くは、とうようさんの本は買い続けてはいるものの、ほとんど読めない
状況が続いていました。これは、当方は仕事と子育てで、音楽は聞いてはいるものの、
気持ちとして余裕がなかったからでありますね。とうようさんの出すものに興味が
いくようになったのは、皮肉なことに2005年の「中村とうようの収集百珍」ころから
でありまして、これは音楽の本というよりも骨董趣味の本のようでしたね。
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「さよなら大好きな人」を流して欲しいというようなのをみましたが、「花*花」と
いうのは、まったく意外なことでありました。もともとは「とうようずトーク」に
あったもののようですが、とうようさんが亡くなったことにより、とうようさんを
思い起こす一曲ということになると、「さよなら大好きな人」となるようです。
http://www.youtube.com/watch?v=rBBPBOzTESc