年の初めは

 年明けは気温があがりまして、朝から雨となりました。昨日にうっすらと降った雪
は、すっかり消えてしまいました。ここのところ過ごしやすくてよろしいことです。
 いつもの朝はパンにコーヒーでありますが、お正月はおせちとお雑煮、そしてすこ
しの日本酒をいただくことになります。当方は、ふだんはお酒を飲むことがなく、料
理酒しか買い置きはないのですが、お正月だけは、二合にも満たない瓶入りの純米酒
を買って、おちょこで一杯です。
 お正月のおせち料理というのは、日本酒のあてとして良くあっていることでありま
す。ちょっとでも飲みますと酔っ払って、すぐにうとうととしてしまうのですが。

 おせちのうち、当方が担当したのはローストビーフでありまして、一面を二分くら
いしっかり焼いたこともあって、レア肉好きな方からは焼き過ぎといわれそうであり
ます。
 夜になってからウィーンフィルニューイヤーコンサートをTVで見物しながら、
田中勝則さんによる「中村とうようさん」についての本を開いていました。
ちょうど、「ニューミュージックマガジン」を創刊する頃のことが書かれていて、こ
れは当方が高校を卒業して浪人生活に入った時でありました。
 1969年でありますから、そろそろ50年か。50年といえば半世紀ですよ。