小沢信男著作 13

 昨日に「小沢信男さん、あなたはどうやって食ってきましたか」 SUREからでる本の
ことを紹介しましたが、これこそまさに小沢信男さんの「思想の科学」につながるネット
から生まれたものです。3月19日に拙ブログでは、小沢さんが「思想の科学のほうが
いごごちがよさそう。」という言葉を紹介しましたが、花田清輝長谷川四郎につな
がって新日本文学会の事務を担うことになったのですが、鶴見俊輔さんがもう一つ別な
面を生かす枠組みをつくってくれていたということでしょうか。
 SUREというのは、鶴見俊輔さんの大学の教え子で、京都市役所で中小企業の仕事を
していた、北沢恒彦さん(この方のご兄弟は小説家の秦恒平ですし、むすこさんは、
この本の編集をしている黒川創さんであります。)
 昨日のちらしから、字が小さくで読めないところをすこし引用します。
「現役最長老級、今年84歳の作家、小沢信男さんは、いまも軽快に東京の町のあちこち
を歩き、旺盛に捜索活動をつづけておられます。あまりにお元気私たも、ついつい
この人が『最長老」なのだとということを、ほとんど意識することもなく、今日に
いたりました。」