先月の余韻は残っているが

 本日に野暮用から戻りましたら、いつもより早くで「本の雑誌」が届いて

おりました。当方は、インパクトの強い先月号の余韻にひたっているところで、

ありまして、こんなに早くに届かなくてもいいのにです。(それにしても「本

の雑誌」のスタッフは、全力を傾注して前月号の西村賢太追悼号を作成し、

それと並行して今月号もつくられていたのでしょうから、ほんとお疲れ様な

ことであります。)

 今月号は、普段の特集号でありまして「ルポルタージュが熱い」というもの

です。その昔でありましたら、月刊誌というのがありまして、こういうのが

ルポルタージュの発表の場を提供していたのですが、最近はそういう場が減少

しているのに「熱い」というのは、どういうところでなのでしょうか。

 そういうことを思いながら見ていましたら、最近話題になっている潜入ルポ

の横田さんとか、ルポ川崎の磯部さんの仕事にスポットをあてていました。

 この特集には「21世紀ルポルタージュ全集 35」ということで、ジャンル別

に35冊がリストアップされていました。この中に当方の読んだものは何冊ある

だろうかでありまして、リストにあって読んでないものもあるようですから、

まずはこれをそのうち読むことにいたしましょう。