「本の雑誌」2月号 

 「本の雑誌」2月号を購入しました。
 当方の住む町には、その昔「本の雑誌」を店頭で入手できるところがなかったこと
から、本屋さんに定期購読の申し込みをして、もう何十年も読んでいるのでした。
一時期、大手チェーンの本屋が店売りをしていたことがありましたが、その店は長く
続きませんでしたし、定期購読先をこのチェーン店に切り替えることもなしでした。
 それというのも、先月にも記しておりますように、当方が定期購読している町の
本屋さんは、自宅への配達をしてくれていたからであります。
 人手不足を理由に自宅への配達がとりやめとなって、はじめての店に受け取りに
いったのですが、その昔と違いまして、最近の「本の雑誌」は不定期刊行物ではあり
ませんし、ネットをみていましたら、どなたが「本の雑誌」の最新号を手にしたなん
て書いていたりしますので、それから一週間もすればお店にはいっていると思って、
受け取りにいけばいいだけのことであります。
 「本の雑誌」のウィキペディアを見ましたらわかりますが、その昔は「季刊」とは
あっても、いつでるのかまったくわからない雑誌でありましたので、入手するのが
ほんと大変でしたが、それとくらべると、最近はふつうにでるのがもの足りないなど
と、作り手の苦労も知らずにいってしまいそうです。

本の雑誌392号

本の雑誌392号

 今月の特集は、「全日本評伝グランプリ!」でありまして、これにある「21世紀
評伝全集作ろう」という対談を、面白く読みました。全部で三十四冊の構成となる
のですが、当方が読んだのは8冊くらいでしょうか。
 「本の雑誌」最新号を手にして一番ぶっとんだのは、表紙裏にある「ニコリ」の
広告でありまする。そこには、次のようにあります。
「 世界最大のクロスワードパズル メガクロス
  パズルのニコリが世におくる、世界一大きな
  クロスワードパズル!
  盤面はタテ90センチメートル、ヨコはなんと13M!
  入っている言葉の数は、66,666個!
  日本語を、とことん遊び尽くせ!  」
 やたらとびっくりマークがならぶ広告でありますが、巻物状になったクロスワード
パズルの長さが13メートルというのは、どのようなものとなるのでしょう。
広告には、もちろんこれと格闘する男性の写真があるのですが、とにかく驚きの企画
であります。ちなみに、これの定価は税別で二十五万円です。
 広告には、くわしくはホームページをとありました。
(  https://www.nikoli.co.jp/megacross/ )
 それにしても、パズルファンには、すごい人たちがいるのですね。