昨日に続いて、本日は新刊本屋さんに足を運びました。ただしご近所のTSUTAYAで
はなく、車にのっていかなくてはいけない本屋であります。
わざわざ遠くの本屋へといくのですから、すこしは期待したのですが、残念ながら
の空振りで、当方の財布のひもがかたいということがあるにせよ、これは淋しいこと
です。
月が変わって出版社のPR誌が届いています。楽しみなのは、新刊の告知と広告とな
ります。10月号に掲載のものから眼についたものです。
親しい友人たち (山川方夫ミステリ傑作選) (創元推理文庫)
- 作者: 山川方夫,高崎俊夫
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: 文庫
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とも普通にははいってこないものでしょうか。ふだん足を運ぶ本屋さんは、ちょっと
ひねった文庫本は入荷しないということになっていまして、すこし遠くの本屋で確認
をしてみたのですが、これはまたの機会となりました。
山川方夫さんの「親しい友人たち」というのは、ずいぶんと昔に講談社文庫から
刊行されたことがあったのですが、このタイトルで文庫化されるのは、それ以来とな
ります。これは「波」10月号表紙裏の「東京創元社」広告のなかにでていました。
その宣伝文には、次のようにありです。
「表題作のほか、EQMMに掲載されたエッセイ風連作等を収録」
創元推理文庫の一冊となっているのですから、単行本の「親しい友人たち」とそれ
と雰囲気の似た連作をまとめたオリジナルの文庫ですが、創元推理文庫で千円という
のは、どのくらいのボリュームでしょうかね。
新刊広告で一番驚いたのは、岩波「図書」にあった次のものでした。
- 作者: 金石範
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/10/09
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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社からでたものでしたが、文芸春秋社は復刊する気はないということで、岩波に
譲ったものでしょう。オンデマンドですから、「内容についてはオリジナル本と変わ
りませんが、装丁や外見が異なります。」とあります。「火山島」といえば田村義也
さんの装丁以外では考えられないことですが、どのような方が注文するのでありま
しょう。