先日に「本の雑誌」を読んでいて、津野海太郎さんのお母様が熱心な「婦人之友」の
読者であったということから、「友の会」つながりを話題にしましたが、津野さんは、
「婦人之友」について、以前に書いていたのを、本日になって見つけました。
単行本が刊行された時には、購入をしているはずでありますが、まったく何を見て
いたのでありましょう。
- 作者: 津野海太郎
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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これは、もともと岩波書店から刊行の「知識人・近代日本文化論4」に収録されたもの
とあります。
- 作者: 青木保
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/09/28
- メディア: ハードカバー
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書き出しは、次のようになります。
「1950年代のなかばの数年間、まだ中学生だった私は『映画の友』という月刊ファン雑
誌を、なめるように愛読していた。私にとっての淀川長治とは、TVの『サヨナラおじ
さん』などではなく、まずは、かってその雑誌のカリスマ的な編集長だった人物なのだ。
・・・この雑誌には『友の会』という読者の集まりがあり、私もなんどか加入しようと
思ったのだが、なんとなく気後れしてそのままになってしまった。」
このあと津野さんは、淀川長治さんの自伝から引用をするのですが、そこには淀川さん
が「友の会」のアイディアをいただいた集まりのことがでてくるのでした。
- 作者: 淀川長治
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1988/08
- メディア: 文庫
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