湯川共和国 

 本日は湯川書房湯川成一メモリアルディとなりました。
3月24日が故湯川成一さんのお誕生日となりますが、それにあわせるように、
「ギャルリプチボワ」で「湯川成一湯川書房ゆかりの美術家たち」展が開かれ
ました。
( http://www16.plala.or.jp/petit-bois/pages/100320.html )
 湯川書房が刊行した限定本のうち選りすぐりのものと、それに作品を寄せた
美術家たちの作品が展示され、湯川さんが亡くなって3年にして「回顧展」の
趣となりました。
 会場には美術家、詩人などアーチスト、印刷、製本にかかわった作る人、
そして販売する人、湯川本を購入する人と多様な人たちが集まって、さながら湯川
共和国の集会のごとくでありました。
 美しい本を愛する人たちが、湯川プロデュースの本を見て、湯川さんの楽しくも
苦しい本作りのことを思い、追悼する。小さな出版社であるからこそ、可能となった
集まりです。
 草創期からの湯川書房の活動を知って、応援されてきた熱心な応援団の方々が、
この展示でも縁の下で支えています。
 著名な方が多くいらしていたようですが、本日の主役は故湯川成一さんであります
ので、どのような方が足を運んでいたかは、割愛することといたしましょう。