相撲は中盤に

 このところ大相撲本場所が名古屋で開催されていることもあり、生活のパターンが
いつもとちょっとかわっています。13時から15時半くらいまではできるだけ自宅にいる
ようにして十両以下の力士の応援をしています。
 大相撲の力士は、すべてプロでありますが、普通プロといえばそれで生計をたててい
ることになりますが、相撲の世界だけは十両に上がらなくては給料がでませんので、家
族を養うこともできません。
相撲とり全体のなかで、関取と言われる十両以上はごく一部ですし、十両から幕下に
陥落すれば、再び無給となるのですから、本当に厳しい世界であります。
将棋の世界でありましたら、年齢制限があって四段に昇格できなければ、プロ養成機関
を退会を余儀なくされるのですが、相撲の世界は、食えても食えなくとも(相撲部屋に
いたら、食事だけは心配ないですね。)入門したら、プロですから、相撲をとるのが
可能であれば現役を続けることもできるわけです。
 さて、大相撲の世界で最年長現役力士はどなたであろうと検索をかけてみましたら、
1970年お生まれの方が、今場所、三段目の下のほうで土俵をつとめています。
入門は1986年ですから力士生活30年です。
たぶん、ぶっちぎりで一番の年長さんでしょうから、この力士が引退するようなこと
になりましたら、きっと話題になるのでしょう。
 ちなみにこの力士のお名前は「華吹(はなかぜ)」さん。当方はこの方の相撲を
見たことがありません。