「本の雑誌」 6月号

 先日に「本の雑誌」6月号を入手しました。

本の雑誌396号

本の雑誌396号

 今回の注目は、渋いひと秋葉直哉さんのコラム「ロング・リリイフ」であります。
今回のタイトルは「子供の頃の情景」となっていますが、「(子供の頃)家のまわり
によくもあんなにもたくさんの虫たちがいたものだと思う」とありまして、それに
続いて「小説や詩や随筆に小動物のことを好んで書いた川崎彰彦」となるのです。
 そうか、小生はなにを読んでいたいたのかでありますが、川崎さんといえば、虫と
か生き物をタイトルにいれたものが多くあるのをあらためて知りました。
 秋葉さんといえば、書店勤務であった2011年に流水書房青山店で「川崎彰彦ミニ
フェア」を企画して話題となったことを思いだしました。このフェアについては、
次のページで紹介されています。
 http://bookend.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-88f0.html
 2011年3月頃に行われていたということですが、残念当方は足を運ぶことができま
せんでした。東京の青山で編集工房ノアとか川崎さんの本というのは、どのくらい
売れたのでしょうね。
 それはさて、秋葉さんは「本の雑誌」6月号の「今月書いた人」のところでは、
「4月に『川崎彰彦傑作撰』が刊行されるようです。とても楽しみです。」と書いて
います。せっかく書いてもらっているというのに、「川崎彰彦傑作撰」は版元では
限定300部を売り切ってしまったということで、版元からの入手はできず、どこかに
運良く売れ残っているものを見つけるしか入手の方法はないようです。
 なんといっても300部ですからね。