新潮「波」6月号 2

 末盛千枝子さんといえば、編集者として著名な方であり、かってはすえもりブックス
をやっておられました。
http://www.jca.apc.org/gendai/contents/suemorichiekobooks/
 末盛さんが「波」連載中のエッセイは、「父と母の娘」というタイトルでありまして、
「父の娘」でないことにほっとすることです。
父とは、いうまでもなく彫刻家である舟越保武さん、母は「北海道で生まれ育った」方
で、もともとは俳句などをやってられたようですが、結婚を機に家庭にはいり、貧乏
芸術家の家庭を支えていました。
 舟越保武さんには、次の著作がありまして、これは本当におすすめのものです。

巨岩と花びら―舟越保武画文集 (ちくま文庫)

巨岩と花びら―舟越保武画文集 (ちくま文庫)

 母親である道子さんには、次の本がありました。
[rakuten:takahara:10174521:detail]
 この舟越道子さんに関心を抱いた知人が、この本を購入して、当方に貸してくれ、
なかを斜め読みをすることができました。俳句とエッセイからなるものであったと思う
のですが、すっかり忘れておりました。
 いまほど舟越道子さんで検索をかけてみましたら、次のようなページがヒットしまし
た。
http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/52523752.html
http://lugliolove.exblog.jp/13758746/
 ご両親ともに立派な方でありまして、こういう家庭に育つというのは、相当に大変
そうであります。