本日の書評欄から

 本日にたまたま手にした読売新聞で読書欄を見ましたら、ここにも「あかんやつら」
が取り上げられていました。本日の朝日読書欄でも取り上げですから、同じ日に大手
二紙で話題となっていることです。

 当方は、これの著者である春日太一さんという名前は初耳でありまして、紹介には
1978年生まれとあったのを見て、ずいぶんとお若いのに驚きました。
東映京都撮影所血風録」と副題にありますが、東映京都の全盛期には、いまだ生まれ
てもいない若い方が、このような著作をものにしているのがすごいことです。
どのような経歴の方であるかなと興味をもちましたが、東映京都撮影所のことをテーマ
とした博士論文を提出した学術博士なんだそうです。そんなことをテーマにしてと
いわれたことでしょうが、どうやらユニークな著述家が誕生しているようです。