旅の空から

 昨日から東京にきています。国立新美術館でのオルセー展と庭園
美術館での有元利夫展、それに谷中の先生のお顔を拝見するというのが、
今回の旅の目的です。
 この時期の東京は、連日35度超えの猛暑日が続いており、来る前から
覚悟していらっしゃいといわれていたのですが、本当に久しぶりでの猛暑
体験です。一年に一度くるかこないかでありますから、これも話のたねで
す。
 オルセー展は、休日には行列ができるとの話を聞いておりましたが、
これは、平日の午後であって、しかも暑いせいでしょうか、わりと
ゆっくりと見ることができました。それにしても、東京の文化催事の多い
ことといったら、あちこちで展覧会等があって、もっと時間がなくては
あきらめるしかありません。
 オルセー展よりもなによりも、今東京で一番の話題は、現代のバベルの
塔のような東京スカイツリーであるのかもしれません。谷中の墓地を
ぬけて日暮里の駅に向かうときに、先のほうにうっすらと姿がみえ
ました。