月刊京都 6月号

 新型インフルエンザの患者が東京と神奈川ででたとニュースでいってました。
少し前から兵庫、大阪で出ていたのですが、このあと、どのようなことになるので
ありましょうか。大阪、神戸、滋賀と患者が発生していますのに、京都はいまだに
患者発生のたよりなしです。京都は、いろいろと守られているからでありましょうか。
 京都に頼んでありました「月刊京都」6月号が、本日こちらに届きました。
小生がチェックしているブログにも取り上げられていたのを見て、送ってくれる
ようにお願いをしてあったものです。
 たとえば、三月書房さんのページにあるものは、以下のアドレスです。
http://3gatsu.seesaa.net/

 この「月刊京都」6月号の特集は、「今語りたい 本の魅力」というものですが、
「限定本の魅力」「こだわりの町の本やさん」「本と過ごせる喫茶店」「作り手が
語る、本の魅力」という4つの部分からなりたっています。
 なかでも「限定本の魅力」は、湯川書房の本を特集するものでありまして、何冊かの
書影がカラー写真で掲載されています。限定本の実物を手にすることや眼にすることは
なかなかないのでありますからして、このようにカラー写真でみることができても
うれしいことです。
 カラーページにあるのは、次の三冊。
  谷崎潤一郎 「谷崎潤一郎家集」
  加藤一雄   「無名の南画家」
  加藤静允   「春夏秋冬帖」 (加藤静充さんとなっているのはミス
でしょう。)
 
 小生のなかでの「湯川書房」というのは、大阪時代に代表されるのでありますが、
大阪から京都にご自宅を移して15年、湯川書房の本拠地をうつして10年の活動を
をしていました。この京都時代の収穫が、戸田勝久さんとつくった「無名の南画家」と
加藤静允さんとの作品群なのでありましょう。
 このように記してみて、「仙台が親戚」様に書き込んでいただいた「湯川書房
思い出」を読み直さなくてはと思った次第です。