「湯川書房 湯川成一の仕事」というのは、このたび湯川書房ゆかりの人々が、
湯川書房主の業績を後世に残すために制作した冊子であります。
本文26ページからなる冊子は、刊行目録が中心でありますが、次のような内容と
なっています。
「1 限定版 刊行目録
2 湯川72倶楽部刊行目録 刊行 高橋啓介
3 叢書「溶ける魚 水の梔子 火の雉子」目録 編集 塚本邦雄 政田岑生
4 季刊「湯川」目録 (1977〜1980)
5 普通版 刊行目録
6 私家本、自費出版としての限定版目録 発行 湯川書房
7 装幀制作目録 湯川書房 湯川成一
8 自費出版目録
9 WEB上の湯川書房
10 資料
11 湯川成一 略年譜
発行年 2009年3月24日 (3月24日は、湯川さんの誕生日)
装幀 島井優大
編集 伊東康雄 岡田泰三 戸田勝久 福永幸弘
発行 伊東康雄
この冊子は限定60部発行し、別に湯川家本10部がある。」
大変瀟酒なつくりの冊子となっていて、これはどのようにして作られたのかと
制作の裏話を聞いてみたいと思いました。印刷所は、どこで製本はどこで
やられたのかと不思議に思っておりますが、どうやら、これは編集委員さんが
自ら手を染めて制作されたもののようでありまして、どうすれば、このような
ものができるのかと、不思議に感じたのであります。