元気のでないこと

 そういえば12日日曜日から大相撲九州場所がはじまっておりました。今場所はひい
き力士が負傷欠場ということで、今場所は応援にも力が入らないなと思いながら、す
こしは気になる力士の成績をチェックしていました。
 そういえば、あの力士は今場所土俵にあがっていないようだが、身体でも悪くして
休場しているかなと、番付を見てみましたら、そこにも名前はありません。これは四
股名でも変わったろうかと、検索をしてみましたら、九月場所後に引退しましたと
ありました。なんと、まだ若いし、もうすこしいけるのではないかと思ったけど、早く
も見切りをつけてしまったか。
 九月場所でも、名前が見えない力士がいて、あれどうしたかと思って検索をしました
ら、いきなり引退したとでていました。こちらは直前まで十両にいた若い力士でありま
して、引退の理由は膝の負傷で、再起の可能性が低いためとありました。きっとそうな
のでありましょう。
 相撲の世界の労働条件は、いまだに昔とほとんど変わっていなくて、これだけ保証の
ない世界に飛び込むというのは、相当な覚悟が必要でありますね。関取になれるのは、
ごくごく一部でありまして、あとは万骨枯るであります。
 そんななか、横綱が飲み会で同席していた力士に暴力を振るって、負傷させたという
事件にはなさけない気持ちになってしまいました。
まさに志半ばにして、角界を去ることになった力士たちは、やりきれないことでありま
すでしょう。