最近でたもので一番気になった本は、次のものであります。
- 作者: 梯久美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/10/31
- メディア: 単行本
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の妻・島尾ミホ」となります。
「波」11月号巻頭には、この本の著者 梯久美子さんと司修さんの対談「不朽の名作
『死の棘』の謎を解く衝撃大作」とあり、その次には川村湊さんの「比類ない愛の
神話の解体」という文章がおかれています。
島尾敏雄さんの代表作「死の棘」ですが、いまは新潮文庫でも容易に入手でき、映
画にもなっているのですが、当方は確保はできているものの、いまだ読むことができ
ていません。夫の女性問題で、家庭内に波風がたって、妻が精神を病むというような
作品は、あまり読んで楽しくないものですから、ついつい敬遠してしまっているよう
です。
- 作者: 島尾敏雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1981/01/27
- メディア: 文庫
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- 作者: 島尾敏雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/07/29
- メディア: 文庫
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を作品に描いているのとは対照的なことでして、島尾さんの息子さんからいいますと
島尾家は「月の家族」となります。
- 作者: 島尾伸三
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
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「波」の見出しには、次のようにあります。
「島尾敏雄『死の棘」に書かれた愛人は誰か?
本当に狂っていたのは、妻か夫か
膨大な未公開資料により、妻・ミホの生涯を辿る決定版評伝を書いた梯久美子氏が、
かって『死の棘』の装幀をした司修氏と語り合った。」
「波」の見出しを眼にしただけでも、興味をひかれますが、対談を読んでみるとさ
らにであります。