お盆のブックオフ

 お盆期間でありますが、ことしはどうしたことか盆踊りの音楽が聞こえてきません。
当方の住んでいる町内は盆踊りの行事はないのでありますが、隣接する町内はお盆に
あわせて夏祭りを開催し、盆踊りをやっていて、これまでは風にのって太鼓の音とか
音楽が聞こえてきたのですが。最近は、会場周辺のお宅が、お祭りによって発生する
音などを問題として主催者にクレームをつけることにより、音楽を絞っているとか
聞いたことがありますが、そういうことなのでしょうか。
 お盆の3日間だけこちらのブックオフはセールをやっていまして、先日とは別の店へ
もいってみました。ここにはどなたか美術の愛好家と思われる人が持ち込んだとおぼ
しきセットものなどがありまして、今回はそれをチェックです。
一番珍しいのは洲之内徹セザンヌの塗り残し」でありました。

セザンヌの塗り残し―気まぐれ美術館

セザンヌの塗り残し―気まぐれ美術館

 その昔のブックオフでありましたら、高くて定価の半値くらいでしたので1500円と
いうところでしょうが、今はまったくそんなことがなくて、普通の古書店と同じよう
な(というか、もちょっと高い)値付けとなっていました。これはすでに架蔵ですの
で、余裕をもって見送りです。
 購入したのは、次のものでした。
彫刻家の眼―対談

彫刻家の眼―対談

 佐藤忠良さんと舟越保武さんによる対談をまとめたもので、お二人が71歳の頃に
お互いのアトリエを訪問してなされたものとあります。
このお二人の友情についてをとりあげたドキュメントがNHKで制作されたことが
ありますが、それは舟越さんが病気で倒れたあとのものでした。
その前に、このような本がでていたとは知りませんでしたので、今回これを購入でき
たことは、ラッキーでありました。