一筆書きの旅

 本日は青春18キップを使っての鈍行旅行第二弾であります。
 今回は、さてどうしようかと思いぐるっと一筆書きの旅にでることとしました。
 最初の列車は朝6時と早い時間でしたが、遠くの学校まで通う学生でいっぱいであり
ました。いつもでありあましたら、当方はふとんのなかにいる時間の列車ですが、
皆さんいつも、こんなに早い時間に動いているのかと驚きでありました。


 この列車には約3時間のっていたのですが、8時過ぎまでは通学の高校生たちが入れ
替わりで利用していました。終点まで30分くらいになりますと、乗っているのはほぼ
てっちゃんばかりとなり、そわそわするのがつたわってきます。てっちゃんたちが
ざわつくのは、目的の駅に近づくからでありました。

 その昔は、利用する人はまったくいなかった駅ですが、最近は秘境駅として大変有名
になりまして、駅周辺に住んでいる人はまったくいないにもかかわらず、この駅に降り
立つ人が多くなっています。鉄道会社は、この駅を廃止したいと考えていることから、
当分は、この駅はにぎわいそうです。
 本日は車輌にのっていたほとんどのお客が、ここで降り、先に降りたっていた人が、
乗り込んできました。

 ほとんどてっちゃん御用達のような列車になりまして、思わず苦笑いであります。
この駅が有名になりましたのは、なんといっても「秘境駅」という絶妙なネーミング
にあります。

秘境駅へ行こう! (小学館文庫)

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北の無人駅から

北の無人駅から