低名山紀行

 日本百名山というのが人気でありまして、テレビ番組でも取り上げられていますが、
これは素人には手強い山ばっかしであります。
 そんなんじゃなくて、裏山にあがるというような気分でいける低くて親しまれてい
るものを低名山と呼ぼうであります。低迷人が行くからといいたいところですが、そ
れは当方だけのことかもしれません。
 有名なところでは、大阪天保山というのがありまして、ここは低いですよね。一番
低ので有名といっていると思っていましたら、これよりも低いのがあるのだそうです。
仙台 日和山ですが、これは佐伯一麦さんの本のタイトルになっています。

 こんなふうに低くて有名な山のつくところは、ないかいなです。
 低くても有名な山を思いついたので、本日ははるばるとでかけてみることにいたし
ました。この時期はありがたし「青春18キップ」の期間でありますので、それを使っ
てのゆっくり旅行です。

 普通列車の乗り換えを三回、列車と電車を乗り継いでいくのですが、鉄道会社には
申し訳なしで、ゆったりと座席を占領して利用することができました。
 乗り換えは、こちらの駅でした。

 目的地の最寄り駅となります。

 この駅から歩いて15分ほどで目的の山となります。

 本日の低名山は、旭川郊外にある射的山でありました。これが一躍有名になったの
は、昨年にNHKBS「こころ旅」で取り上げられたことによります。
当方は、この山の裾にあるガーデンには、これまで数回きたことがあったのですが、
山にあがることはなしでした。今回のぼってみようという気になったのは、「こころ
旅」の影響でありまして、まったくミーハーなことであります。
ガーデン見物では食事も楽しでありまして、自家製のカレーをいただきました。

この食事の場所には、さりげなくアート作品が展示されていました。