本の雑誌 10月号 2

本の雑誌」10月号にならって、なにか「日記」もので思いつくものはないかと思って
いるのでした。昨日はふいに吉野秀雄全集に収録されている「日記」が頭に浮かびまし
た。これを記しましたところ、親戚のお兄さんがそれを見てくれまして、連絡をくれ
ました。
 当方が確保してお兄さんに送りました吉野秀雄全集については、以下のようなこと
でありました。
「 吉野秀雄全集 第4巻と6巻 書棚にありました。裏表紙に京都 大書堂 中京
寺町通錦小路上ル 221-0686 のシールが這ってありました。
第6巻は昭和37年から昭和39年までの日記が収められております。さらに日々飲食録
もついております。誠に几帳面なことであります。」
 当方がこの本を購入したのは72年くらいでしょうか。これははっきりとしませんが、
この本に「大書堂」のシールが貼られていたということは、そこで求めたものであり
ましょう。どのくらいの値段で購入したのでしょうね。
「大書堂」さんは、今も同じ場所で営業をしていますが、40年前とは店のコンセプトが
かわっていまして、この店の前を通ってもなかに足を踏み入れることはなくなったよう
に思います。
 本日に思いついたのは、次のものでありました。

西游日録 (1965年)

西游日録 (1965年)

 たしか最初に手にしたのは、筑摩の文学全集の「石川淳集」に収録されていたもので
ありましたが、それからずいぶんたって元版を入手しました。
 『西游日録』筑摩書房  限定千部 昭和40(1965)年刊