3月11日

 2011年3月11日の大震災では多くの命が失われました。
 3年が経過したいまにいたっても、なお深い悲しみのなかにおられる方々には、
同情を禁じ得ません。
 地震津波の被害の甚大さとくらべた時に、福島第一原発の事故は幸いなことに
死者をだすこともなく、たいした事故ではなかったといった政権関係者がいたように
思いますが、ここにきて問題が深刻となっているのは、原発のようであります。
 失われた命と失われた自然・故郷の喪失というのを比べることはできませんが、
将来にわたって人々の暮らしに大きな影響を及ぼし続けるということからは、
福島原発事故は世界史的な事件であるのかもしれません。