「en-taxi」40号 2

 「en-taxi」40号から話題をもらっていました。次は松家仁之さんの音楽についての
エッセイについてかなと思っていたところです。
「アルバムが出ればためらわずに買う現役ミュージシャンの名前を指折り数えてみる。
ランディ・ニューマンジョニ・ミッチェルライ・クーダー 片手はグーになっても
両手は無理かもしれない。しかも名前をあげたひとたちは、現役最前線からは一歩も
二歩も引いた気配がないでもない。」
 ここにあげられているミュージシャンの名前をみただけでも、松家さんの音楽の
趣味もよろしいなと感じることです。この号のエッセイは、ランディ・ニューマン
話題で終わるのですが、これを読みましたら、ランディ・ニューマンの曲が聞きたく
なりました。昔の「LIVE」というLPにはいっていたなかで、当方の一番好きな曲を聴く
ことにしましょう。
 「 I think it's going to rain today 」( 邦題は「悲しい雨が」 )

 Bright before me the signs implore me
Help the needy and show them the way
Human kindness is overflowing
And I think it's going to rain today

 この曲は本当に多くの人にカバーされていますが、一番有名なのはジュディコリンズ
さんによるものでしょうか。

 いまから十数年前に、アカデミー賞の授賞式をみていましたら、ランディ・ニューマン
がピアノにむかって歌っているのを初めて目にしました。映画音楽で著名なニューマン
ファミリーの一員でありますので、アカデミー賞を受けることになってもなんの不思議も
ありませんが、シンガーソングライター時代しか知らない当方は、本当に驚いたことです。