文化こそ戦争を滅ぼす 4

「文化こそ戦争を滅ぼす」ということで話題を展開していましたら、本日の朝日新聞
別刷に在りし日の羽仁五郎さんの写真が大きくでていました。「サザエさんをさがし
て」という連載で「タートルネック」を取り上げているのですが、タートルネック
いうのが「フリーランス意識に合って」いるということから、「組織と一定の距離を
持つ証」ということでタートルネックが似合い人として「在野の歴史家で『都市の
論理』で一世を風靡した羽仁五郎」とありました。
 最近は、とんと名前を聞くことがなくなった羽仁五郎さんでありますが、ダンディ
な思想家、アジテーターとして一時期はずいぶんと人気がありました。
参議院議員として10年ほど活動したことは、あまり知られていないかもしれませんが、
これまで記してきましたように、議員として国立国会図書館の設立に尽力したのであ
あります。(そういえば、作家の中野重治さんも短い期間ではありますが、参議院
議員をしていました。)
 羽仁五郎さんには、「図書館の論理 羽仁五郎の発言 日外アソシエーツ 1981.6」
という著作があるようですが、ここではどのようなことを発言しているのか、まだ
のぞいてみたことがありません。