ピーチな旅 2

 関西にきますと谷崎潤一郎の小説を読みたくなります。昨年に関西に来た時に立ち
寄った天神さんの青空古本市で、谷崎の新書版全集で「細雪」を購入したのでありま
すが、つくづくあの時にそこにあった全巻を購入しておけばよかったとくやんでおり
ます。
 なんといっても雰囲気が伝わる旧かなの全集で、場所はとらずに値段も捨て値であ
りました。一冊105円でありましたら、全巻揃えても3,000円ほどであります。
 というわけで、本日に立ち寄った書店では、中公文庫(最近に、これを話題として
いるせいもあって)版で谷崎の、次のものを入手です。

台所太平記 (中公文庫)

台所太平記 (中公文庫)

 当方がこどものころに、TVで見た記憶があり、けっこう筋を知っているような気分
になっているのですが、それが正しいのかどうかをチェックであります。